上賀茂神社の東側に神官が御住まいになっていた屋敷が、明神川沿いに建ち並んでおります。
その辺りを『社家町(しゃけまち)』と呼び
重要伝統的建造物群保存地区に指定されております。
現在所有している当家は、神職をしていた家系ではございませんが、貴重な場所に店舗を構えて、江戸末期から建っている古い建物を一般公開しております。
庭園の保全のため窓ごしではございますが、昔神官の方が出仕前に禊(みそぎ)をされていた場所をご覧いただけます。
当家は滋賀より京都へ出てきた商家出身でございます。
今なお多くの愛好者がいらっしゃる富岡鉄斎翁からの手紙や当家の創業30年を祝った掛け軸、婚礼用の袱紗(ふくさ)を掛け軸にしたものなど芸術も楽しんで頂けるようになっております。
当店へお越しの方に限り、お番茶と雷煎餅をサービスするフリーカフェスタイルにしております。
是非ともお越し下さいませ。